屋上緑化の効果Effect of rooftop gardening

屋上緑化について

屋上緑化とは、ただ単に屋上にグリーンを配置するだけではありません。その緑化による建物の保護等の物理的効果に加え、鳥類の誘致、リラックス効果、景観向上効果など、生体的、心理的効果を発揮します。さらに企業内では、宣伝、環境教育など、屋上緑化効果は計り知れません。

こちらでは、屋上緑化駐車場緑化折板屋根緑化壁面緑化の愛木が、屋上緑化の効果についてご紹介します。屋上緑化がもたらすさまざまなメリットを見直していただければと思います。

屋上緑化の効果

省エネ効果

屋上緑化における代表的な効果として挙げられるのが、断熱による空調設備の省エネルギー効果です。例えば屋上を発泡スチロールで断熱した場合と、緑化した場合では、緑化面は発泡スチロールに比べて数倍の断熱効果を発揮し、建物内への熱流入をほぼゼロとする効果があります。

また緑化した建物と非緑化の建物(いずれも鉄筋コンクリートの場合)の冷房負荷を比較したところ、緑化建物はガスエアコンで使用量約18%低減しているという結果が出ています。


省エネ効果
電気・ガスの消費量の削減
CO2の削減
屋上緑化の熱負荷削減効果
屋上緑化の温度低減効果

建物の保護

耐熱効果のある屋上緑化では、建物の保護効果も生まれます。緑化した屋根コンクリート面は一日の温度変化がほとんどないのに対して、非緑化面では晴天の昼間は高温になり、逆に夜間は低温化します。そのため非緑化のコンクリート面は毎日伸縮をくり返して、クラック発生やパラペット接合部分での防水層の損傷などの原因になるのです。

また屋上緑化は、「緩衝能」による効果も発揮します。緩衝能とは、酸・アルカリの双方が、土壌中の粘土成分の働きによって中和する機能をいいます。

この中和反応は何度くり返されても、機能が減退することはほとんどありません。たとえば強い酸性雨が降ったとしても、土壌中の水のほとんどが中性に戻り、コンクリートに対する悪影響を取り除いてくれるのです。また紫外線の遮へいや水分を一定化させるという効果も加わり、建物保護効果を発揮します。

日中
夜間

防火・防熱効果

屋上緑化では水分を含んだ基盤材や植物を利用するため、火災延焼防止効果や火災からの建築物保護効果が生まれます。また熱の伝達にも時間がかかるため、被害の広がりも抑制することが可能です。


生理的・心理的な安らぎ

緑には見ることで目の疲れをなくし、ストレスを解消する効果があります。また、コンクリートや鉄などの冷たい人工感を和らげるとともに、建物の奥行き感をつくり出してリラックス空間を演出。人々に豊かさや安らぎをもたらします。


環境改善による地域貢献
ヒートアイランド現象の緩和

近年、都市部における気温が上昇する「ヒートアイランド現象」が問題となっています。その原因は「緑の喪失(建築物等の人工物で土地を覆うこと)と「都市活動にともなう排熱」にあります。平成7年度の東京都環境科学研究所のシミュレーション効果から推定すると、真夏の最高気温は緑の喪失によって1.4℃程度(寄与率78%)、都市活動に伴う排熱により0.4%(寄与率22%)上昇していると考えられます。

屋上緑化は、こうしたヒートアイランド現象の対策としてきわめて有効です。なぜなら屋上緑化された建物では、植物や土壌の水分の蒸発散により熱が奪われて気温の低減効果が期待できるほか、室内に熱が伝わりにくくなるためクーラーの使用が減り、さらに室外機から出る人工排熱も減少するためです。


大気の浄化

緑にはNOx(窒素酸化物)等を吸収したり酸素を供給したりするなど、大気の浄化機能がありますが、市街地の地上部分には新たな緑化余地がなく、現在以上に緑を増やすことは困難です。屋上緑化で市街地に緑を増やすことができれば、その効果が高まります。


雨水流出の抑制

屋上を緑化すると、雨水が地下に流れ込むまでに時間的な差ができます。通常の軽量土壌では水の浸透スピードは1時間当たり、4センチ~40センチ程度。1時間当たり30ミリの雨が相当の雨量といわれていることから考えても、緑化した屋上はかなりの雨水を吸収することになります。

このようなことからドイツのカッセル市では屋上を緑化すると下水道側から使用量が援助される仕組みになっていると言います。

都市内での自然環境の創出

屋上緑化によって緑を増やすことは、都市の快適性や都市景観の向上をはじめ、鳥や昆虫を呼び戻すなど自然性の回復や、身近な情操・文化教育の場の創出にもつながります。

多くの自治体が屋上緑化を推奨しています~都市づくりへの貢献~

都市では緑地の確保が困難であり、緑が不足しています。また、ヒートアイランド現象などの問題も年々深刻化しているのが現状です。それに対し、屋上緑化は都市の環境改善や、気温上昇の抑制、太陽熱による建物の焼け込みの防止などの効果が期待できることから、近年では行政機関も推奨しています。

屋上緑化に対する自治体の義務化・規制強化の流れ
STEP1

全国44の自治体が助成制度を実施

STEP2

義務化・規制強化を検討中の自治体の増加
※東京・大阪では1,000㎡以上の建物を建てる場合25%以上の緑化をしなければならない

STEP3

全国規模に拡大することは必至

屋上緑化等の義務づけ、緑化基準への導入
東京都 環境局、荒川区、板橋区、江戸川区、大田区、北区、江東区、品川区、渋谷区、新宿区、墨田区、世田谷区、台東区、千代田区、豊島区、港区、目黒区、葛飾区、足立区、中央区、中野区、国分寺市、多摩環境事務所
兵庫県 神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、明石市、加古川市、高砂市、姫路市、県民局土木事務所まちづくり建築課

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